Letter from CAIRC
2001.7 Vol.5 No.3

第4回「人間とコンパニオンアニマルとの関係学」
研究奨学金給付者決定
幅広い分野の研究に選考委員の期待集まる

応募総数32件、研究奨学金給付者5名を選出

98年度よりスタートした「人間とコンパニオンアニマルとの関係学」研究奨学金プログラムの第4回給付者として、下記の5名が選出されました。

−研究テーマ 「子供の多動性障害、自閉症などにおける
動物介在療法の施行と科学的評価に関する研究」
 
なかむら かずひこ  
中村 和彦 (麻布大学獣医学部動物応用学科動物人間関係研究室・
専任講師・東京都在住)
   
−研究テーマ 「家庭犬の排泄訓練法に関する研究」
 
おだ ふみこ  
小田 史子 (日本大学大学院社会情報研究科・修士課程学生・
神奈川県横浜市在住)
   
−研究テーマ 「プリズン・ペット・プログラムの意義と効果
−コンパニオンアニマルは犯罪者の再犯防止に効果的か」
 
ひらやま まり  
平山 真理 (関西学院大学大学院法学研究科・博士課程学生・
兵庫県神戸市在住 )
   
−研究テーマ 「ネコの毛色のパターン形成機構
−伴侶動物の個性発現を知る」
 
くぼ ゆうこ  
久保 悠子 (東北大学大学院生命科学研究科生命機能科学専攻・
大学院修士課程学生・宮城県仙台市在住 )
   
−研究テーマ 「日本人と日本在来馬との関わりあい方についての
調査研究 〜特に琉球列島における日本在来馬について」
 
かわしま しゅう  
川嶋 (東京大学大学院農学生命科学研究科獣医学専攻・博士課程学生・
東京都在住)

5月22日、第4回「人間とコンパニオンアニマルとの関係学」研究奨学金選考委員会が行われ、上記5件の研究に奨学金50万円が給付されることに決定しました。選考委員は、太田光明麻布大学教授、森裕司東京大学教授、「コンパニオンアニマル リサーチ」会長の正田陽一東京大学名誉教授が務めています。

■選考委員プロフィール
太田光明 麻布大学獣医学部動物人間関係学研究室教授
大阪府立大学農学部助教授を経て、99年より現職。動物の持つ「癒し効果」に注目し、研究を進めている。著書に『理学療法士・作業療法士のための生理学』、『大地震の被災動物を救うために』などがある。
森裕司 東京大学大学院農学生命科学研究科
獣医動物行動学研究室教授
東京大学助教授を経て、97年より現職。現在、ヒトと動物の関係学会学会誌編集委員長、日本繁殖生物学会誌編集委員長。ジェームス・サーペル編『犬 その進化行動 人との関係』の監修など、多くの訳書、監訳書などがある。
正田陽一 東京大学名誉教授・「コンパニオンアニマル リサーチ」会長
農学博士。東京大学教授などを経て、現在、東京動物園協会理事、山階鳥類研究所評議員。主な著書は『人間がつくった動物たち』など。
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