Letter from CAIRC
2002.7 Vol.6 No.2

第5回「人間とコンパニオンアニマルとの関係学」
研究奨学金給付者決定

応募総数46件、研究奨学金給付者5名を選出

98年度よりスタートした「人間とコンパニオンアニマルとの関係学」研究奨学金プログラムの第5回給付者として、下記の5名を選出いたしました。
選考委員会は、4月18日に行われ、それぞれの研究に奨学金50万円が給付されます。なお、選考委員は、太田光明麻布大学教授、森裕司東京大学教授、「コンパニオンアニマル リサーチ」会長の正田陽一東京大学名誉教授が務めています。


−研究テーマ 「心身症患者におけるコンパニオンアニマルによる
『リラクセーション反応』の研究」
 
なかお むつひろ  
中尾 睦宏 (帝京大学国際教育研究所・講師)
   
−研究テーマ 「南アジアにおける伝統的生命観(共生の理念)と
コンパニオン・アニマル−『ペット』の人類学的研究−」
 
おかみつ のぶこ  
岡光 信子 (東北大学大学院文学研究科・博士課程学生)
   
−研究テーマ 「動物の未知なる能力の探索
−イヌによる地震予知の可能性の検討−」
 
あきよし ひでお  
秋吉 秀保 (大阪府立大学大学院農学生命科学研究科獣医学専攻獣医外科学研究室・博士課程学生)
   
−研究テーマ 「ヒツジを介在した幼児教育の可能性」
 
くぼた とよかず  
久保田 豊和 (静岡県立田方農業高等学校・教諭)
   
−研究テーマ 「犬に服を着せる行為の歴史と飼い主の心理
−19世紀イギリスから現代の日本を見る−」
 
さかい たえこ  
坂井 妙子 (日本女子大学人間社会学部・専任講師)

■選考委員プロフィール
太田光明
麻布大学獣医学部動物人間関係学研究室教授
大阪府立大学農学部助教授を経て、99年より現職。動物の持つ「癒し効果」に注目し、研究を進めている。著書に『イラストで見る犬学』、『大地震の被災動物を救うために』、監訳には『人 はなぜ動物に癒されるか』などがある。
森裕司
東京大学大学院農学生命科学研究科獣医動物行動学研究室教授
東京大学助教授を経て、97年より現職。現在、ヒトと動物の関係学会副会長、獣医動物行動研究会代表発起人。著書に『イヌとネコの問題行動治療マニュアル』、監訳書にジェームス・サーペル編『犬 その進化、行動、人との関係』などがある。
正田陽一
東京大学名誉教授・「コンパニオンアニマル リサーチ」会長
農学博士。東京大学教授などを経て、現在、(財)東京動物園協会理事、日本動物園水族館協会顧問、山階鳥類研究所評議員。主な著書は『人間がつくった動物たち』、『家畜のはなし』など。
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