Letter from CAIRC
2003.6 Vol.7 No.1

3年目を迎えたCAIRC Webがさらに充実!
新しくサイトマップも開設します


皆様にご好評いただいているCAIRC Webサイト(URL:http://www.cairc.org)は、この6月に3年目を迎え、コンテンツもますます充実してまいりました。そこで、今回、より閲覧者の方々が使いやすいサイト構成にするためにサイトマップを立ち上げることになりました。情報化社会が進むなか、インターネットを通して情報を得る方々がどんどん増えています。必要とする情報をより早く知っていただくためのサービスとしてこのサイトマップをご利用いただければ幸いです。

「ペットにやさしい不動産・管理会社一覧」は130社に、
「人とコンパニオンアニマルとの関係学」奨学金助成研究も23件に


CAIRC Webサイトのコンテンツは、CAIRCの活動の中心であるテーマに沿って構成されています。なかでも、多くの人々に閲覧されているのが「集合住宅とペット」に関する項目です。このテーマでは、集合住宅でペットと暮らすためのノウハウ、データ、規約などを紹介しています。無料ダウンロードサービスを行っているCAIRC制作テキストブック「集合住宅で犬や猫と暮らす」は便利な情報満載のコンテンツの一つとして、多くの方々に支持されています。このダウンロード件数を分析してみると、地域別では、東京都の件数が2〜3割を占め圧倒的に多く、初年度に約4割だった首都圏からのダウンロード件数が、翌年は5割をオーバー。その他、大阪はつねに1割程度を保ち、愛知、兵庫、広島、新潟、福岡、宮城など大都市を抱える都道府県が過去2年間でベスト10入りしています。それも、和歌山県1県を除く全国の都道府県からダウンロードされているという結果も出ています。大都市を中心に注目されているこのテーマの関心が全国に広がりつつあることがわかります。

なお、昨夏より掲載している「エリア別ペットにやさしい不動産・管理会社一覧」は、ペット可物件を扱う不動産会社や管理会社を紹介する項目です。ペットオーナーにとって、転勤、引越しなどによって住居を変わることは大きな問題ですが、北海道、東北、関東、信越、北陸、東海、近畿、中国、四国、九州、沖縄の11エリアに分かれているので、転居先に近い不動産会社をかんたんに検索することが可能です。現在、掲載企業は130件近くにまで増加しています。

また、CAIRCは98年から「人とコンパニオンアニマルとの関係学」研究奨学金プログラムを行い、次代を担う研究者をサポートしていますが、Webサイトでも「人と動物の関係学」を大きなテーマとして扱っています。この項目ではコンパニオンアニマルと人との関係によって生まれる効用や、今までCAIRCが助成してきた獣医学から動物行動学、社会学、心理学、医学、遺伝子工学などさまざまな分野の研究者による奨学金助成研究もすべて掲載しています。

さらに、皆様にご好評いただいている正田陽一CAIRC会長の動物とのふれあいエッセイ「どうぶつ物語」など、楽しい読み物も掲載し、数多くの情報を閲覧できる仕組みになっています。

住宅業界の新たな課題になった「集合住宅とペット」
テキストブックのダウンロード内訳推移からわかるこのテーマの注目度の大きさ


インターネット環境が年々整い、Webで情報収集する人々が急増しています。当サイトのテキストブックダウンロード者の内訳やその理由を確認すると、ペット可集合住宅を経営・管理する人々が「集合住宅でペットと共生するためのノウハウ」を求めて訪れることが多く、テキストブックもコンスタントにダウンロード数を伸ばしています。利用者の内訳としては、初年度の場合、4割が一般のペットオーナーで占められていましたが、翌年になると、住宅関連事業関係者が2.5割から4割強へと増加。2003年に入ると、ペットオーナーと住宅関連事業関係者がそれぞれ2.5割なのに対して、今まで2割程度だった管理組合、ペットクラブ関係者のダウンロードが3.5割に増加し、比率が微妙に変化してきています。また、その利用目的も、「集合住宅でペット飼育をする参考資料として」という漠然としたものから、規約改正、ペットクラブ設立、マナーの向上と、より具体的な目的のために利用されるようになってきています。集合住宅でのペット飼育は一般ペットオーナーの関心だけではなく、住宅業界、管理組合、ペットクラブなどが注目する大きなテーマになっていることがわかります。

また、ペットの効用、人とペットの絆などに注目が集まるなか、「人と動物との関係学」に興味を持つ人も増えています。ダウンロード件数や電子メールを通していただくお便り数のコンスタントな伸び方から見ても、CAIRCWebの知名度は着実に高くなっているといえるでしょう。数多くのニーズに応えるために、CAIRCはこれからもWebコンテンツの充実に力を入れていきたいと考えています。
 
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